ChatGPT4により商品企画七つ道具の手法が使えます
今回は有料版のChatGPTであるChatGPT4の活用について
お伝えします。
商品企画七つ道具の進化を研究する日本文理大学の小久保先生は
統計分析を活用する手法にて使いやすくする方法を検討しています。
商品企画七つ道具で活用する統計分析手法は
以下の手法です。
・単純集計
・クロス集計
・スネークプロット
・CSポートフォリオ
・ポジショニング分析
・コンジョイント分析
・クラスター分析
・コレスポンデンス分析(数量化Ⅲ類)
ChatGPT4においてスネークプロットの手順例
製品評価の平均値グラフの描画について質問文は
概ね以下の通りです。
①Excelなどで顧客データを入力します。
②分析手順を質問文に書きます。
あなたはデータサイエンスです、おこわデータ、
評価用語、総合評価で平均値のグラフを書いてください。
その結果をCSVファイルで出力してください
③データを活用した平均値のグラフが描画されます。
④グラフから考察してください。
上記はスネークプロットの例ですが、
デモンストレーションの結果
商品企画七つ道具で活用する統計分析の全てをChatGPT4では網羅していました。
ChatGPT4の活用のメリット
・Python、Rなど統計ソフトのインストールは不要です。
・活用した統計ソフトのプログラム言語が紹介されます。
・プログラムは一切不要で日常使っている言葉で指示できます。
デメリット
・分析したいことを正確に記述しないと分析してくれません。
最低限の統計学の知識と分析の流れを知っている必要があります
・アプリではないので、言葉で質問を書く必要があります。
・考察やまとめはある程度行ってくれますが、
現段階ではその評価が間違っておいることもありました。
・グラフ化するとき日本語が文字化けすることがあります。
・ChatGPT4を使うには現段階にて月額3000円かかります
新しい方法としてChatGPT4が商品企画七つ道具を活用する上で
活用できることがわかりました。
ChatGPTはさらに進化を続けるので、
質問の仕方も変わってくるでしょう。