企画システムコンサルティングの石川です。
今回はオンデマンド配信セミナーとリアルセミナーについてお伝えします。
オンデマンド配信セミナーとは
講師が事前収録したセミナー内容をいつでも見られるセミナーです。
知識を問う勉強、資格試験、記憶を中心とする検定試験などは
このセミナーが有効です。
場所を問わないため、外出先や自宅で都合がよい時間に見ることができます。
わからなかったことをもう一度見返すなど繰り返しみたい場合はよい方法です。
講師とのコミュニケーションは取りづらいことが欠点です。
①オンデマンド配信セミナーの特徴
場所:◎不問
時間:◎不問
講義内容:一方的
講師への質問:△後日対応
相談:△後日対応
演習:△定型
実践:△
リアルセミナーは講師がライブで配信し、双方向の対話ができるセミナーです。
コロナ禍前では、会場に集い講師の話を聞くセミナーです。
講師の顔が見え、演習はグループにて行います。
セミナー会場への移動と時間に縛りがあります。
②リアル対面セミナーの特徴
場所:△移動の必要
時間:△集合研修
講義内容:双方向
講師への質問:◎即対応
相談:◎即対応
演習:◎ライブ
実践:◎
コロナに入り、ZOOMやTeamsなど動画配信にて講師と対面で行うセミナーが増えました。
会場に集うことはないので、場所はインターネット環境とパソコンなどがあれば
容易に受講できるようになりました。
ライブ配信のため、講師とのコミュニケーションは取りやすくなります。
③インターネット動画配信セミナーの特徴
場所:○環境
時間:△制約
講義内容:双方向
講師への質問:◎即対応
相談:◎即対応
演習:○ブレイクアウトルーム
実践:○
私は製品開発のシステム化を目指す商品企画七つ道具の講師をしています。
顧客価値創造を行う商品企画セミナーなので、
顧客情報を扱い、言語情報、アンケートなど回答データを分析します。
統計分析を行うために無料のRソフトを使います。
コンサルタントの立場ですので、必ず演習を行い、社内で活用してもらうことを
主眼に置いています。
概論、考え方、手法の説明、簡単な演習の場合は①オンデマンド配信セミナーが有効です。
グループワークや実践のための質問は難しいです。
現在、日科技連で商品企画七つ道具オンデマンド配信セミナーを行っています。
https://www.juse.or.jp/src/seminar/detail/99/28232
商品企画案構築のグループでの演習が主の場合は②リアル対面セミナーがよいでしょう。
顔をつきあわせて、演習できます。ソフトの使用方法は対面の場合受講者の進捗に合わせて
進めることができます。
商品企画七つ道具の手法を学べ、実践するスキルを学ぶのは②リアル対面が最も効果を上げますが、
集合形式や③動画配信セミナーでも十分でしょう。
画面の上のグループで演習するには多少やりにくい点はありますが、
受講者はパソコンとインターネット回線があればどこでも受講できます。
近々の商品企画七つ道具セミナーで参加者から対面、もしくは直接アドバイスして欲しい
という感想をいただき、自主開催商品企画七つ道具セミナーを行うことにしました。
詳細は、下記のURLからお申し込み下さい。
https://www.plan-sc.com/%e3%82%bb%e3%83%9f%e3%83%8a%e3%83%bc/
両セミナー会場へ足を運ばず、お好きな場所で受講できるのはメリットです。