新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご支援を賜り、誠にありがとうございました。

本年も、さらなる顧客価値の創造を目指し、
皆様とともに成長していけるよう努めてまいります。

今回は、「ものづくりにおける顧客価値を創造し検証する方法」について、
以下の観点を基にご提案を致します。

  1. コロナ禍で変化した潜在ニーズの発掘と仮説検証

コロナ禍により生活様式や価値観が大きく変化しました。
例えば、リモートワークの普及や健康意識の高まり、
働き方改革など環境変化への関心増加などが挙げられます。

これらの潜在ニーズを発掘し、科学的な仮説検証を行うことで、新しい価値提案の可能性を探ります。
具体的には、顧客インタビューや観察調査を通じて課題を深掘りし、
データ分析に基づいた迅速な価値検証プロセスを構築します。

  1. 科学的企画手法「商品企画七つ道具(P7)」の活用

商品企画の体系的手法である「商品企画七つ道具(P7)」を用いることで、
顧客ニーズの構造化と分析を行います。
P7は、アイデア発想から市場導入までのプロセスを科学的に支援し、以下の要素を含みます:

観察調査、顧客調査:潜在ニーズの発掘
アイデア発想:創造性の高い仮説の構築
データ解析法を通じた仮説検証と意思決定支援、顧客アンケート調査等の活用
これらの手法を活用することで、効率的かつ精度の高い商品企画を実現します。

  1. 生成AIを活用した時短・効率化および価値創造
    生成AIの導入により、以下の分野で時短・効率化と新たな価値創造を目指します:

潜在ニーズの発掘:大量の顧客レビューやSNSデータをAIで分析し、
隠れたトレンドやニーズを特定します。

企画案の生成:AIを活用して企画アイデアを迅速に試作し、
多様な選択肢を比較検討します。

統計分析の効率化:複雑なデータ解析をAIに任せることで、
より短時間で洞察を得られる仕組みを構築します。

  1. 変化や制約条件の中で顧客価値創造のしくみ化を探求
    市場環境や制約条件が変化する中でも、一貫して顧客価値を創造するため、
    以下のような仕組みづくりを進めています:

フィードバックループの構築:顧客からの反応を迅速に収集し、
改善案を反映するプロセスをシステム化。

本年も、顧客価値を最大限に引き出すプロセスと仕組みづくりを追求してまいります。
ご期待に応えられるよう邁進する所存です。
引き続きご指導・ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。