経営課題の一つである価値創造型商品、製品の実現をするには

新商品開発の失敗を防ぐための対策としては、
以下のようなことが挙げられます。

新商品開発を成功に導く秘訣
新製品を市場に送り出すまでには、さまざまな課題をクリアする必要があります。
失敗のリスクを最小限に抑え、確実に成功を収めるには以下の取り組みが不可欠です。

新製品開発の確実な成功に向けて

開発の成否を左右する最重要ポイントは、前工程である商品企画と綿密な「検証」にあります。

■市場ニーズの徹底検証
アンケートやユーザーテストなどを実施し、潜在ニーズを徹底的に掘り下げます。
本当に求められる製品かを確認し、開発の方向性を正すことが肝心です。

■要求品質の検証
顧客が求める品質要求を関係者で徹底して検証し共有を図ります。
開発の過程で要求品質が満たされているかをこまめにチェックし、課題があれば適切な対応を講じます。

■競合製品の徹底検証
競合他社の製品を入念に分析し、自社製品の優位性や独自性を明確にします。
差別化ポイントを見落とすことなく検証が重要です。

このように、新製品開発の全プロセスを通じて、関係者全員で徹底した検証を行うことが何より重要です。
検証を怠ると、甚大な失敗に終わりかねません。
確実な成功を収めるため、検証へのこだわりを持ち続けることが不可欠なのです。

こうした新製品開発の恒久的な課題に対し、前工程である商品企画
弊社の提供する「科学的商品企画」は、解決策を提案いたします。

従来の勘や経験に頼った手法とは異なり、
科学的なアプローチでお客様の無意識の奥底に潜む「潜在ニーズ」を掘り起こし、
そこからブレイクスルーとなる革新的な新製品を生み出すのです。

最終的にはお客様の問題解決と潜在ニーズを発掘と
実際のターゲット層から新製品の購入意向とその要因分析により
お客様から「琴線に触れる」といわれ、
さらに企画側の問題解決となる数字的検証ができ
真の魅力度の高い製品を作り上げられるのが最大の強みです。

お客様の無意識を科学的に分析する「狩野モデル」

科学的商品企画の中核は、「狩野モデル」と呼ばれる徹底したニーズ分析です。
顧客満足・不満と製品の物理的充足・不充足の二軸で、
ニーズを「魅力品質」「一元品質」「当たり前品質」「無関心品質」に分類します。

狩野先生はアンケート調査から得られたデータを元に
お客様にとっての品質を魅力的から当たり前と評価を行います。

魅力的品質はその製品が充足すれば満足し、
物理的充足は不充足出合っても仕方がない品質をいいます。

一元的品質はその製品が充足されれば満足を与え、
不充足の場合は不満を引き起こす品質です。

当たり前品質はその製品が充足されれば当たり前と受け止められ、
不充足であれば不満を引き起こす品質です。

無関心品質は充足しようが不充足であろうが、
満足も不満も与えない品質です。

ある製品の機能Yは一般には当たり前品質と捉えられがちですが、
分析を重ねるうちにお客様の無意識下で強い「魅力品質」として潜んでいることが明らかになり、
大ヒット商品につながった事例があります。

一般的には魅力的品質は普及とともに一元的品質、当たり前品質になります。
製品の付加価値創造のために、製品の改良改善から新たな魅力的品質を構築します。

従来の調査ではつかめなかったお客様の奥底の”潜在ニーズ”を発掘できれば、
そこから革新的なアイデアが生まれます。感性に頼るのではなく、
科学的手法で無意識の揺れ動きをとらえられるのが大きな強みなのです。

【ニーズを製品コンセプトに転化する「商品企画七つ道具」】
師事である神田先生が考案した顧客ニーズを発掘し、
魅力ニーズを感動商品と定義し、感動商品か否かは
お客様へのアンケート調査を多変量解析を活用して
要因分析を行い、なぜ購入するかまで検証します。

発掘した魅力ニーズの方向性から具体的な製品コンセプトに体現化するのが
「商品企画七つ道具」です。

仮説発掘法、アイデア発想法(アナロジー発想法、焦点発想法など)、
インタビュー調査、評価グリッド法、アンケート調査を行いますが
この手法のアンケート調査は統計的品質管理を下に、
新製品仮説の購入意向までを検証します。

多変量解析の一つである重回帰分析、因子分析を活用したポジショニング分析。
新製品案の複数ある評価用語を「因子分析で集約し、その因子と購入意向の
因果関係を取ります。集約した因子と複数の製品案の位置、
購入意向の選好方向が示します。

具体的に新製品を決めるにはコンジョイント分析を活用します。
この分析を活用すると機能によるトレードオフが可能です。
コンジョイント分析により、
どの機能がお客様の購入要因に影響するかを定量的に測定でき、
さらに最適な機能の組み合わせが何かを明確に見出せます。

これによりお客様が最も魅力を感じる製品コンセプトを特定できます。
そしてこのコンセプトを、事業性・技術検証などのツールで着実に製品化に向けて磨き上げていきます。

主観的な勘や経験に頼らず、科学的分析の結果とコンジョイント分析などのツールを組み合わせて
活用することで、お客様の無意識の奥にあるニーズを確実に革新的製品に転化できます。
単なる感性的なアプローチでは実現が難しい革新が、この手法によって可能になります。

取引実績:取引させていただいた企業様をご紹介します。
パナソニック株式会社、日本生活協同組合連合会、パイオニア株式会社、株式会社リコー、
日産自動車株式会社、トヨタ紡織株式会社、宮坂醸造株式会社、富士フィルム株式会社、
ブラザー工業株式会社、中小企業大学校、サンデン株式会社、リンナイ株式会社、
アイホン株式会社、株式会社カワタキコーポレーション、株式会社ネットインデックス、
サムスン電子、ユニバーサル製缶株式会社、日本コカ・コーラ株式会社、
ソーマ化粧品株式会社、株式会社ジーシー、雪印メグミルク株式会社、
本田技研工業株式会社、コニカミノルタ株式会社、一般社団法人 日本品質管理学会、
一般財団法人日本科学技術連盟、株式会社ニフコ、株式会社LIXIL

【導入企業から高い評価を獲得】
弊社の科学的商品企画は、これまでに100社以上のメーカーに導入されており、
数多くの革新的な新製品創出の実績があります。

  • A社の新製品X: 販売目標200%超達成、ターゲット対象の購入意向4.5点、推奨度4点台
  • B社新サービスY: 新規契約数前年比200%増、顧客満足度が4点台
  • C社新機能Z搭載製品: 機能性と操作性で圧倒的な高評価を獲得

お客様から「これほど顧客の琴線に響く製品は初めてだ」と絶賛の声が数多く寄せられるなど、
感性や経験のみに頼った手法では到底実現できなかった高い評価を獲得しています。

新製品開発で行き詰まりを感じている製造業の皆様には、
ぜひこの科学的商品企画のアプローチをお勧めします。

現状の手法の延長線上だけでは打開できない課題に対し、
結果がでる成果物を提示できると自負しております。

お客様の無意識を科学的に掘り起こし、さらにコンジョイント分析などで最適な製品コンセプトを見つけ出す。
そういった強力な手段を組み合わせることで、高い魅力度を持つ革新製品を生み出せるはずです。

御社の新製品開発の課題解決に向け、ぜひ一度ご相談いただけませんでしょうか。
導入の検討材料として、詳細な資料を無料で提供させていただきます。
お気軽にお問い合わせください。