「こと視点」とは、
商品によって顧客にとって何ができるか、
どんなことが達成できるかに焦点を当てます。
つまり「こと」では顧客起点に基づいた視点が必要です。
顧客が何がしたいか、何ができるかに焦点を当てて、
確実に顧客要求を実現して行く目標があります。
「もの」の視点
- カメラ
- 冷蔵庫
- 掃除機
- フライパン
- トースター
「もの」視点:単にもの
「こと」視点:○○ができる
「こと」の視点
カメラの変換
- 運動会で走っているお子さんの写真がブレなく撮れます
冷蔵庫の変換
- マグロの刺身が急速に冷凍することができます
掃除機の変換
- ペットの絡んだ毛髪をきれいにできます
フライパンの変換
- お肉を外は焼き中はジューシーに焼くことができます
トースターの変換
- クロワッサンをしっとり焼くことができます
例えば、冷蔵庫メーカーである技術の強みから、
冷やす、温めることからできることを徹底的に出してみます。
- 空気を冷やす、温める
- 水を冷やす、温める
- 食品を冷やす、温める
- 氷を急速に作れる
- 空気をスポットで冷やす…
このような変換を行えば、もの視点からことの視点ができます。
技術を強みにして、要求、要望に変えていくとよいでしょう。
ものの視点より、新し価値が発見できると思います。